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結晶構造が スピネル型(λ型)の二酸化マンガンは、現在最も普及している充電可能なリチウム二次電池の材料として、その実用化が多くの機関において研究が続けられています。その結晶構造は Cubic (Fd-3m) に分類され、一次粒子は塊状に結晶成長する性質をもっています。
FSLのスピネル型二酸化マンガンは、その合成方法が特許査定された様に炭酸塩の原料を固相反応させて結晶の核を得、さらに加熱する処理によって結晶を成長させることによって合成されています。下図の電子顕微鏡写真では、加熱温度を室温(RT)から1000℃まで変化させた際に、最終的に得られるスピネル型の二酸化マンガンの一次粒子の粒径変化を示しています。同図から、加熱温度が高いほど粒子径が増加し、結晶成長が進行していることがわかります。
FSLのスピネル型二酸化マンガンは、下図の電子顕微鏡内で最も化学的な反応性が高い390℃で加熱合成することで得られるスピネル型のマンガン酸リチウムを前駆体に合成・提供します。
(*参考値:平均細孔直径: 約 24 nm, 比表面積: 約 30 m2/g )
FSL Lambda-MnO2 の前駆体・マンガン酸リチウムの透過型電子顕微鏡写真
価格 1 g 35000 円(税別)
Nano スピネル型 二酸化マンガン
品番 S-02
5 g 単位から製造販売を承ります
納期や粉末形状等はお問い合わせください
スピネル型に列んだMn原子とO原子
*容器は本商品のイメージです Designed by KUROKABE